Gently and Tenderly
〜優しく、やわらかく〜
のようこそ。
ここは、やさしく開かれた空間です。
魂がそっと羽を休める、静かな湖面のような場所。
ここでは、喜びを演じる必要も、悲しみを隠す必要もありません。
人はそれぞれ、異なる物語を抱えてここに来ています。
新しい傷を持つ人もいれば、
長い旅の疲れを感じている人もいます。
穏やかさや小さな喜びを感じている人もいれば、
悲しみや空虚感のために
何も感じられないという人もいるかもしれません。
どんな状態であっても、そのすべてが大切にされます。
「いまここにいる」ということだけで、十分なのです。
あなたのすべてが、ここでは歓迎されて映し出されます。
私たちは、自分たちを支えている深いつながりに耳を澄ませています。
この瞬間に、そっと身をゆだねてみましょう。
無理に喜びを感じる必要はありません。
「うれしい」と言えなくても、大丈夫です。
心が少しでも軽いなら、それを大切にしましょう。
重さを感じているなら、その重さも共に抱えていきます。
ただ呼吸しているだけでも、それは美しいことです。
わたしたちは、この生きとし生ける世界と響き合っています。
土や木々や星々に注がれる愛に、抱かれています。
たとえ人生の嵐のなかで、最も弱さを感じる瞬間であっても、
わたしたちはこの大きな命の織物の中に生きています。
感謝や驚きの小さなともしびが心に灯るなら、
そっと、こ光を育てながら、ありのままのわたしたちで、
そっと、手をとりあい、歩いていきましょう。
わたしたちは、いまここにいます。
深いところで、けっしてひとりではありません。
そのことだけで、すでに尊いのです。
そして、どこか神聖でもあります。
Yoko R.S. Kobayashi